I T時代の到来とともに2010年電子書籍が誕生した。
と言ってもこれまでに出版されている書籍(紙の本)を電子化したに過ぎない。
”持ち歩きが容易” ”何処でも読める””ページ操作など自由” などの利点は多いが、文字を反射光で読むという面でとしては向いているとは言い難い。
従来の書籍は<文字を紙に黒字で印刷したもの>に比べて電子書籍の場合は<スライドを見るのと同様に光線で活字を読むので>目に負担がかかり、長時間の読書を続けるにはムリがあるようだ。
現在のところ電子書籍と言えばこの”苦手な方法で文字を読む本”という印象が強く普及を阻んでいる。
つまりI T技術を使って創られた作品を読む(見る)のではなく<紙の本>という媒体をそのままスライドにしたに過ぎない、光で写す方法で、文字読み<反射光で多くの活字を読む>という苦手なことをしているのである。
いまのところ電子書籍の範疇で、まあまあ盛んと言えるのはマンガ・コミックを描いた漫画本である。
電波で写す媒体の利点が生きる<画像中心>の作品だからこそなのである。
漫画・劇画は作品自体がビジュアル系で電波媒体に適している(いた)からであるが、さらに電波媒体の利点、音声・動画を用いればI T時代の電子書籍という新しい媒体が登場することになる。この新媒体を電子書籍という名称でいいかどうかは別として・・・。
ここで私はこの新媒体の幼名ではないが”スマホで見る本”として試みる作品を編集制作した。パソコンやタブレットでも見られるが”スマホの活用” で文字や画像を拡大したり、部分アップをするなど自由存分に見ていただきたい。
まだホンのヨチヨチ歩きに過ぎないが、今後も継続していくつもりである。そして不肖の老体を超えて、新媒体にふさわしい作品がどんどんと制作され出版されることを強く願っている。
指先で簡単・自由に拡大縮小ができ、文字も読みやすい大きさに!
動画やムービーもストレスフリー!
いろんな音や音楽を聴くことができます!
外国語などを耳から学習できます!
人生哲学の修得と語学の学習ができます!
講演など言語放送に翻訳テロップを挿入できます!